8月以降における熱中症予防対策の徹底について
中央会からのお知らせ2019年08月19日
岩手労働局からのお知らせ
岩手労働局では、職場での熱中症予防について、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を展開し、関係団体の皆様と連携して取り組んでいるところです。
今般、7月末までに報告のあった全都道府県の熱中症の件数は、猛暑であった昨年同時期と比較して、死傷者については大幅に減少しておりますが、7月については、速報値でありますが、死亡者数が同数となりました。
熱中症の発症のピークが、一般に7月から8月であることや、本年度は、特に7月下旬から急激に気温が上昇していることから労働者が熱順化(熱に慣れ当該環境に適応すること)していない状況にあると想定されることから、8月以降においても、職場における更なる熱中症対策の徹底が必要です。
また、労働者の熱順化については、熱へのばく露が中断すると4日後には順化の顕著な喪失が始まります。このため、夏季休暇後など、一定期間暑熱環境における作業から離れ、その後再び当該作業を行う場合等においては、労働者は熱に順化していない状態に再び戻っていることが想定されることに特段の留意が必要です。
つきましては、本会会員組合の皆様におかれましては、8月以降の職場における熱中症予防対策の徹底に向け、労働者の熱順化の状況を踏まえた対策の実施に留意する等により、熱中症予防対策について一層の取組を進めていただけるよう、関係事業場への周知にご理解・ご協力くださいますようお願い申し上げます。
なお、当局において作成しました「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」のリーフレットを併せてご参照ください。
https://jsite.mhlw.go.jp/iwate-roudoukyoku/content/contents/iwate.ver-stop-nettyusyo.pdf