いわて医師協同組合セミナー
  日 時:平成15年3月28日(金)午後6時30分
場 所:岩手県医師会館 「4階ホール」

 定刻、 いわて医師協同組合(以下、 いわて医協と略)若山栄司副理事長から 「医協からのお知らせ」 の後、 いわて医協セミナーが開会された。
 
いわて医協 眞瀬 靜理事長挨拶(要旨):
 本講演は以前から開催準備をしておりましたが、 現在のイラク情勢を考えますと将にドンピシャリのタイミングとなりました。 米国首脳は短期終結との予測で開戦したようでございますが、 最近の報道では長引きそうです。 本講演はただ単に 「テロ」 ということばかりでなく、 差し迫った 「危機管理」 ということに言及していただきたいと思います。 講師の白井先生は、 国内外で 「危機管理」 に対するご講演をなさっており、 日本で数少ないこの分野の専門家であります。 このお話しがお役に立つような状況を望むものではありませんが、 知識として知っておくことは必要な時代でありますので、 ご清聴お願いいたします。

岩手県医師会 石川育成会長挨拶(要旨):
 日本では 「テロ」 は、 無縁という状況でありましたが、 麻原の率いるオーム真理教が起こしました地下鉄サリン事件は我々を震撼させるものでありました。 現在、 イラクでは戦闘中でありますが、 日医代議員会で戦争の早期終結と戦後の人道的支援を行なうべきという要望書を政府に提出する予定であります。
 私は、 昭和5年生まれで学徒動員を経験した最後の年代であり、 戦中・戦後の動乱期をみてまいりました。 本日の白井先生のお話しで平和ボケの日本国民がどのような準備をしたら良いのか納得の出来るものとなると思います。 折角の眞瀬理事長のご発想で行われるセミナーでございますし、 時宜を得た企画でございますのでお勉強をしていただきたいと思います。
 
 講師の白井邦芳氏が登壇、 いわて医協小原紀彰専務理事が座長席に着いて、 講師の白井氏のプロフィールを紹介し講演が開始された。
いわて医協 小原紀彰専務理事


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