あとがき 10月を迎えると、今年もまた無為に過ごしたと言う悔恨の気持ちが湧いてくる。今年は、戦争あり、地震があり、冷害あり、毎日のように陰惨な殺人事件報道があり、決して明るい年とは言い難いまま終わりそうだ。しかし、世の中の喧騒は別として、医協の事業も何事もないうちに過ぎ去ろうとしている。 8月には盛岡市内の滝沢村寄りに巨大ショッピングセンター「イオン」がオープンした。市街地の空洞化が進むのではないかと危惧するむきもあったが、現在のところでは適当に棲み分けができて、活性化につながるのではないかと思う。このことに注目することは、私も医協の事業も商売であるということが徐々に理解してきたせい(?)しかし、私が属している情報部は利益を上げる事業展開ができない。最近は、眞瀬理事長のお顔を見るのも申し訳ない気持ちになってしまうが、情報部の本質は直接の利益とは別物であると気持ちの上では開き直っている。 しかし、医協「女性部」の活動はめざましい。本号には7月10日(木)盛会裏に終わった「女性部総会・特別講演会」の報告がある。来る11月20日(木)には「女性部」と共同で医協セミナーを盛岡市で開催することになっている。この開催の成否も「女性部」に期待することが大である。 また、遠野市の千葉純子さんから「JR遠野駅とその周辺」という文章を寄稿された。今年の夏は携帯電話のドコモのテレビコマーシャルで遠野市が取り上げられ、思わぬ観光ブームとなったと聞いている。改めて遠野市に注目しよう! (菅原 克郎) |
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