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裏山の木を活かそうプロジェクト!

有限会社マルヒ製材<久慈市>  活動場所:久慈市、盛岡市

 

レーザー加工でアカマツの新商品開発!木のぬくもりを生活へ!

岩手県の木であるアカマツを活かし、生活の中で木に親しんでもらえるような商品を開発していただきます。レーザー加工でアカマツの可能性を開拓し、木のスペシャリスト集団と共に「木のファン」を増やしましょう!

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インターンシップ詳細

山を目前に、海を背に。木の香りに包まれた、温もり溢れる社内

マルヒ製材は、海と山に囲まれ、木材置き場や加工場も含め広い敷地を有しています。社内は、机も棚もカレンダーも木製。従業員数は20数名と決して多くはありませんが、幅広い年代の社員同士が、時に真剣に、時に和気あいあいと、仕事に励んでいます。若い世代の意見を積極的に取り入れ、活躍できる場を提供している社風も相まって、木も人も大切にする、温もりあふれる職場です。

マルヒ2
▲アカマツの丸太と製材品

裏山の木の徹底活用にこだわる「木のプロフェッショナル集団」!

岩手県の木であるアカマツ。油脂分が多いため、磨けば磨くほど優雅な光沢を出し、住宅の良材として質、量ともに日本一を誇っています。しかし日本各地のアカマツは、近年、松くい虫によって壊滅的な被害を受けており、岩手県でも中央部まで被害が達しています。そうした中で、マルヒ製材が位置する久慈市は被害が及んでおらず、アカマツ天然林が豊富で、会社を囲む山々にもアカマツが育っています。岩手県の木だけでなくマルヒ製材の周辺の山に育つ「裏山の木」として、アカマツを徹底的に活かすことを使命に掲げています。
社員全員が「木のファン」であるマルヒ製材は、木材活用をすることが森林環境、地域環境の向上につながると考え、適材適所を配慮した活用や供給提案を行っています。「安全・安心」かつ「確かな品質を説明できること」が求められる住まいを支える木材だからこそ、ISO9001認証取得や、社員一人ひとりのスキルアップを推進し、高品質な製品、サービスの提供に努めています。知識、技術、経験が豊富な「木のプロフェッショナル集団」で創る、未来は木とともに成長していくことを謳った「木未来企業」です。

チラシ写真(1)

▲木肌の白いアカマツにレーザーで文字を掘った木工工作コンクールのメダル

レーザー加工を用い、身近に使える商品開発に挑戦

マルヒ製材では、住宅以外でも木材を利用してもらおうと商品開発に積極的に挑戦しています。次なる挑戦は、レーザー加工を用いたアカマツの商品開発。レーザー加工は現在、木製賞状等に使用していますが、日常で使える製品にも応用できないかと思案しています。今までにない木の魅力を引き出し、生活の中で木に親しんでもらえるような製品の開発…その第一歩として、今回のプロジェクトでは、レーザー加工の可能性の調査、製品案を立案。さらには、実際に加工して製品を形にするところまで行っていただきます。レーザーで木をどのようにデザインするか。一緒に新たな木の可能性を探しましょう!

 

期待する成果 生活の中で木に親しめるような新商品開発。
1つ以上、提案・プレゼンをしていただき、実際に加工・製作。
仕事内容
レーザー加工を用いた木材の新商品企画立案・製作・プレゼン

【STEP1】木とレーザー加工を知る
・木材について学ぶ(木材の良さ、木に関する知識)
・レーザー加工について知る(何ができるのか、どのような加工になるのか)
・マルヒ製材や地域について知る
・イラストレーターでデザインをしてみる

【STEP2】調査・企画・加工
・レーザー加工を体験し、アカマツの加工時の最適な出力等を探す。
・レーザー加工を用いた既存の商品を調べ、ニーズを調査する。
・得た知識をもとに新商品のデザインを完成させる。
・完成デザインを基に実際にレーザーで加工してみる。

【STEP3】社内プレゼン
・レーザーで加工した新商品を用いて、社内でプレゼンを行う。

得られる経験 ・商品デザインから試作品製作まで新商品開発の流れを経験することが出来る
対象となる人 ・木に関心のある人
・地域環境に関心のある人
・新しいものを作りたい人(何か新しい物の開発に関わりたい人)
事前課題 ・レーザー加工と木材についての学習(既存の商品を見てみる)
・イラストレーターを体験しておく(体験版やどのような機能があるかなど)
期間 応相談
活動条件 応相談
勤務地 岩手県久慈市及び盛岡市
活動支援金 無し(宿泊費、勤務場所までの交通費、及び食事などの滞在費は自己負担となります。)

 

受入団体紹介

未来は木とともに「木未来企業」

マルヒ製材は、周囲を山と海に囲まれ、社内全体が木の香りと温もりに包まれた、まさに「木のプロフェッショナル集団」。製材・販売する建築資材はお客様のマイホームの一部となることから、大切な夢を支えていることを意識し、仕事に取り組んでいます。地域の木を活用することが地域の森林環境、地域環境の向上につながると考え、岩手の木「アカマツ」等の地域材を徹底的に活かすことを使命に掲げています。木材活用のプロとして、適材適所を配慮した木材活用、供給提案に加えて、安心して木材を活用することが出来る構造計算や製品開発も行います。また、生活の場での木材利用や木の良さを伝える「木育」にも力を入れ、暮らしの中で利用できるものづくりに取り組んでいきます。20数名のプロフェッショナル集団で目指すのは「木のファン」づくり。未来は木とともに「木未来企業」です。

マルヒ外観

▲敷地のすぐ隣が海。目の前には山林。事務所、加工場、資材置き場等がある広大な敷地は、安全・安心にこだわった木材加工だけでなく、地元の子供を招いた木工教室等にも活用されます。

 

 

 

有限会社マルヒ製材

・事業内容
岩手の県木、アカマツを主に製材、リンゴ箱などの非住宅産業資材と、住宅資材のプレカット材の製造・販売。
・設立:1989年1月
・代表者:専務取締役 日當 和孝
・従業員数:29名
・資本金:500万円
・売上高:5億5000万円
・HP:http://www.maruhiseizai.co.jp/
・企業ページ(中央会):https://www.iwate-job-matching.jp/search/?a=d&ci=109

経営者・スタッフからのメッセージ

地域材と最先端技術のコラボレーションで創る木の香あふれるライフスタイル

日本の文化は「木の文化」とも言われ、住宅や生活用具に多くの木材が利用されてきました。地域の木材を適切に利用することが地域の森林の維持、そして森林を通じた健全な環境維持につながります。
木材は柔らかく加工特性が高い素材です。最先端技術であるレーザーを活用し、木材の特性を活かし、機能的でデザイン性・利便性共に優れたまったく新しい製品を開発していただきます。それらの製品が日常の生活空間にあふれることで、木材を五感で感じることができ、うるおいのあるライフスタイルが実現できると考えています。
新しいアイディア・発想で地域材のマーケットを開拓していただくことを期待しています。

マルヒ製材専務

専務取締役/日當 和孝
1957年生まれ。家業の製材所を遊び場として育つ。大学卒業後、東京新木場の材木問屋で5年間修業。帰郷し、新部門として建材・プレカット事業を創設。木材業界団体で木づかい・木育を中心に活動。現在は、NPO法人才の木理事として「木育」を全国展開中。

 

 

◆スタッフメッセージ

木が持つ可能性を引き出し、新しい魅力をアピールしていきたい。

経営企画部/田嶋 由
当社は、より多くの方に木の良さを知っていただけるように、日々木材の品質や活用方法を追求しています。建築資材以外の木の活用方法を提案したり、木工教室の企画をしたりと、様々な分野の仕事に携われることが魅力です。ぜひ皆さんも一緒に「木のファン」づくりをしませんか。

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申込方法

インターンの詳しい情報は経営課題解決型インターンシップをご覧ください。
経営課題解決型インターンチラシPDF

興味のある方は中央会までご連絡ください。詳しい情報をご説明します。
①お電話【019-624-1363】担当:企画振興部
②参加申込書(チラシ裏面)をFAX【019-624-1266】
③メールにて申し込み  e-mail【貴方のメールソフトが起動します】

メールには、次の内容を記載して下さい。

件名: 実践型インターンシップ問合せ
氏名:
年齢:
住所:
電話番号:
希望企業:

 

<お問い合わせ>

主催: 岩手県中小企業団体中央会

担当: 企画振興部 ℡019-624-1363

〒020-0878 岩手県盛岡市肴町4番5号 岩手酒類卸ビル2F

TEL.019-624-1363(受付時間:9時00分~17時00分)/FAX.019-624-1266

中央会とは? 岩手県中小企業団体中央会では、経済産業省・中小企業庁の支援の下、地元中小企業と若者・女性・シニア等の多様な人材とのマッチング、人材育成、定着までを一体的に支援する「平成28年度 東北地域中小企業・小規模事業者人材確保支援等事業」に取り組んでいます。