新年の御挨拶
岩手県医師会長
小原 紀彰
年頭にあたり、いわて医師協同組合員の皆様のご健勝とご多幸を心から祈念致します。
岩手県医師会は、いわて医師協同組合に対して平成10年度から医師会の会員福祉部門、平成14年度からグループ保険事業を移行するなど、これまで連携を強めて参りました。
また、平成26年度からは、保険業法などの法令順守の必要から損保代理店事業を再度整理する必要があり、岩医厚生株式会社との連携をさらに強化していただいております。
岩手県医師会は、将来の大問題である人口減少に対峙する少子化対策、地域包括ケアシステムへの対応、県当局と連携した在宅医療支援センター事業、人生最終段階の医療の意思表示を行うACP県医師会版の作成など様々の課題に果敢に取組んでおります。また、東日本大震災からの医療復興、医療従事者の不足や偏在への対処、予防接種広域化の実現など非常に多くの事業を精力的に展開しております。今後も郡市医師会並びに医師会関係団体一丸となって県民の為に尽力して参る所存でございます。
いわて医師協同組合におかれましても、岩手県医師会との歴史を尊重していただき、会員福祉の向上に寄与する為に、なお一層の連携強化により表裏一体の関係を構築して頂きますようお願い申し上げ、新年のご挨拶と致します。
