京都府保健事業協同組合婦人部視察 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
定刻、 大森さん、 佐藤さんのご案内で説明をいただきました。 婦人部の方は月曜日の忙しい時間帯とあってお目にかかることは出来ませんでしたが、 「婦人部の20年の歩み」 という冊子などご用意いただき大森さんのごあいさつに引き続き担当の佐藤さんから懇切な説明をいただきましたので以下に概略を述べます。 組合設立15年目の昭和40年、 開業医の夫人の役割は家庭を守るだけでなく、 医業経営そのものを援助する場合が多い。 そういった婦人の組織は組合事業のより深い理解と周知につながり、 かつ立場を同じくする者同士の交流と親睦は医業経営にとっても、 ひとつの力になるだろうとの考えにもとづき 「何でも話そう知りたい」 を合言葉に婦人部が発足したものである。 婦人部は年月をかさねるごとに組織的な活動を展開するが婦人組合員だけでなく、 組合員の家族を含めて婦人部としていったことはユニークであった。 婦人部はその場を通じて組合を理解することによって医業の安定を図ろうとしている。 これが組合員と共に保事協をはぐくむ組織といわれる所以である。 【婦人部活動の変遷】 (2つの時期区分)
【婦人部の運営方法】
【協同組合活動と婦人部の役割】
組合事業は医師夫人の暮らしに密着した声を手がかりに展開されてきており、 共済事業の制度は20種におよび、 どれも暮らしを守り万一に備えたいとの願いがこめられ、 特に保事協年金は 「奥様年金」 と呼ばれる。 購買事業ではお米を扱い供給拡大をつづけている。 医療従事者共同募集では医師夫人が人手不足のしわ寄せからの開放を求めたことで昭和41年から実施されている。 税務研修会も意義深いものとして続けられている等。 以上のように、 婦人部活動は医業の共同経営者として共通の立場からの情報交換、 研修、 親睦などを数々の文化、 リクリエーション活動のなかで行われ、 保事協と一体となって組合活動の大きな推進役を果たしてきているとのことでありました。 種々の組合事業が定着したことで最近の5年間の活動は年間3回ぐらいで旅行会、 講演会などが主なる活動であるとのことです。 昨年、 情報事業で京都保事協を訪問いたしましたとき、 活動の一端として垣間見た陶芸や写真展も組合員、 夫人ともども楽しみとして続けられているとのこと。 多岐に渡って、 京都保事協に欠かせない存在となった婦人部に感心して参りました。 大森課長、 佐藤さんの優しい京都弁でのご説明にリラックスして、 同行の奥様さま方からの質問も活発で意義深い訪問でした。 またこの京都訪問で一泊でしたが盛岡の明るく楽しい奥様たちとの旅行で、 息抜きさせていただいたとともにこの奥様たちのパワーが我が医師協同組合の充実にどのように発揮されるか楽しみだなと今後に大いに期待致している次第です。
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