新年の御挨拶

岩手県医師会長  石 川 育 成

 平成16年の初春を迎え、心からお慶びを申し上げます。
 さて、平成10年4月に岩手県医師会の会員福祉部門を医師協同組合に引き受けていただいて以来、今日まで会員の福祉向上に積極的に取り組んでこられましたことに深く感謝を申し上げます。
 おかげさまで、岩手県医師会は、長引く景気低迷や医療制度改革など医療を取巻く環境が厳しくなる状況下にあっても、医療学術専門団体として本来の会務運営に専心することができました。
 また、いわて医師協同組合では、昨年から損害保険を取扱う 「全国医師協同組合連合会岩手支部」 を立ち上げ、生命保険を扱う 「汲「わてメディカル」 を含めた三者が連携して活動を展開しているとお聞きしております。金融庁の指導が厳しくなる中にあって、法令遵守につとめながらも、本会ともなお一層の連携強化をはかり、会員福祉の向上に寄与する関係を構築して頂きたいと願っております。
 岩手県医師会は、今後も医療制度改革、少子高齢社会への対応等々山積する難問に、郡市医師会並びに関係団体と一丸となって取り組んで参る所存であります。
 いわて医師協同組合におかれましても、本年が飛躍の年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭にあたっての挨拶と致します。

平成16年1月


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