エリア13

地区だより(13)

けったら喰ったら、く
牛たん焼の「佐助」

花巻市医師会 藤巻胃腸科内科クリニック 藤巻 英二

佐助

盛岡の医局時代、仕事の後に先輩・後輩とよく「太助」の牛たん焼を食べに出かけ、行列に並んだことを懐かしく思い出します。(その「太助」の盛岡分店も当時の店主の急病後、長くは続かず、暖簾を下ろしたとのこと)

花巻に戻ってからは、仙台に出かけた時以外、牛たん焼を食べることはほとんど無くなりましたが、北上に仙台の元祖「太助」の味を引き継ぐ「佐助」がオープンして以来、時々家族で出かけています。

炭火焼きした塩味のたん、麦飯、白菜の漬け物、青唐辛子の味噌漬、テールスープのセットである定食は、頑なに「太助」の定番を守っており、品書きには他にとろろと、お土産用に南蛮の味噌漬があるのみです。

「太助」盛岡分店では通い慣れると、軟らかい肉と舌先の硬い肉が見分けられるようになり、ビールが進むうちに硬い肉のみ残るようになりましたが、「佐助」ではどの肉も軟らかく、半分に切ってくれるので女性でも食べやすくなっています。テールスープの塩加減も控えめになっているように思います。

住所はさくら通り1丁目で、4号線を南進しヤマダ電機の信号で左折、さくらホールに右折する交差点の右奥の角に位置しています。日曜が定休日ですが、昼は月に2回ほど不定期にオープンしているようです。(北上医師会の皆様、越境でのご紹介となり失礼いたします)

 

※この記事は「医報はなまき」393号(平成25年9月)に掲載されたものを、編集部の許可を得て、一部再編集のうえ再掲しました。

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