年頭所感

いわて医師協同組合
理事長 前川 滋

新年明けましておめでとうございます。

組合員の皆様方には、ご家族お揃いで輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、昨年は2019年12月に中国の武漢で発生した、新型コロナウイルス感染症が猛威を振い、2020年12月末現在では世界各国で8270万人、日本国内では23万5805人の感染者が発生しました。(2020年12月末現在)

岩手県では、2020年6月まで、全国で唯一感染者が「0」で推移しておりましたが、7月に岩手県内初の感染者が確認されてから、10月には複数のクラスターが発生する等、急激に感染拡大が見られ、改めて新型コロナウイルス感染症の脅威を感じております。

こうしたなか、新型コロナウイルス感染症の影響により、我が国が発信した「緊急事態宣言」や外出自粛要請、そして政府が推奨するテレワーク等の様々な日常生活の変化により、国内の経済は世界規模の金融危機となった「リーマンショック」以上のダメージを受け、企業の倒産や多くの飲食店の閉店が相次いでいます。

現在、世界各国でワクチン開発および治療薬の開発が進んでおります。年内の早い時期に有効なワクチンおよび治療薬が供給される事を期待している次第でございます。

当組合は、このような厳しい環境の中、組合員に対する衛生材料(マスク、手指消毒液、フェイスシールド、防護服、グローブ等)の安定供給ルートを確保し、入手困難な商品を供給する事が出来た事で、当組合の経営基盤は影響を受ける事はございませんでした。

ここに改めて組合員の皆様に対して、深く感謝申し上げます。

今年も、新型コロナウイルス感染症の終息が未だに見えない中、必ずこの状況を打開出来ると信じて、今年も組合員の皆様に少しでも貢献出来ますよう役職員一丸となり努力いたす所存でございます。

本年も組合員の皆様方にとって、より良い年になりますようご祈念申し上げまして、年頭の御挨拶と致します。

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いわて医師協同組合 理事長 前川 滋