去る10月29日、 リーガロイヤルホテル広島に於いて通常総会が開催され、
小野寺理事長、 眞瀬副理事長、 若山常務理事とともに初めて出席しました。
通常総会は、 渡辺兼司常務理事のユニークな司会により柏木副会長の開会宣言、
そして永井龍行会長の挨拶、 要旨は昭和47年、
広島で誕生した全国医師協同組合連合会 (全医協連)
が、 うだつが上がって生まれ故郷に帰ってきました。
全医協連は全国52の組合と5つの地区連合会で構成されており、
全国の開業医師約3万人が組合員となっております。
医師会と医師協同組合の相違、 医師会と医師協同組合の連携により医師会は強くなる、
全国の組合員に傷害保険を掛けている、 全国の医師協同組合および地区連合会にパソコンを配布し、
ITを克服した強い組織にしたいとのことであった。
次いで組合表彰に移り、 福祉部では伸展掛金および伸び率を考慮し、
岐阜、 名古屋、 福岡、 大阪府、 神戸の5組合。
購買部では直接供給斡旋高およびCOOP商品斡旋高を考慮し、
石川、 下関、 鳥取、 山形、 西東京の5組合。 広報部では、
全医協連ニュースの編集に貢献された広島県医師協同組合の森 浩一先生に感謝状と記念品が贈呈された。
引き続き、 来賓としてご出席された衆議院議員 武見敬三氏より、
医業経営の公共性と持続をささえるためには、
医師の生活安定、 安心が必要、 そのために医協が存在する意義がある。
また日本医師会常務理事の 宮坂雄平先生より日本医師会 坪井栄孝先生の祝辞を頂いた。
その後、 広島県医師協同組合理事長の真田幸二先生が議長に選出され議案審議に入りました。
次の議案は、 小林専務理事、 財務担当の佐藤常務理事、
福祉担当の川常務理事、 購買担当の丹羽常務理事の詳細な説明により、
いずれも原案通り満場一致で可決されました。
第1号議案:平成11年度決算関係書類の承認を求むる件
第2号議案:平成12年度事業計画案並びに収支予算案の承認を求むる件
第3号議案:平成12年度賦課金決定の件
第4号議案:平成12年度借入金最高限度額決定の件
第5号議案:平成12年度役員報酬の件
閉会の挨拶は、 木住野副会長が次の第29回通常総会は東京のロイヤルパークホテルで平成13年10月28日に開催することを告げて終了した。
総会の前日に行われた懇親会は、 広島県医師協同組合理事長の真田理事長の開会挨拶のあと全医協連の永井会長より
「昭和47年広島県医師会館で設立総会が行われてから、
今年この医師協同組合の出生の地で28回目を向かえることは意義深いことです。
最初29個だったのが、 52個の組合と5つの地区連合会と増え、
広島は2000人を超えています。 総会で決まれば各地にパソコンを一台贈与するようになります」
と。 続いて、 広島県知事、 広島市長の挨拶があった。
秋葉広島市長は被爆の地が復興するのに医師の活躍と努力が特徴と歯切れよくはなされた。
この後、 武見敬三さんが来賓として挨拶された。
衆議院の比例区から立候補する旨もつけくわえたが、
医師会活動を支援する為には、 医業経営が安定することが大切として医協の発展を祈念すると激励された。
武見さんと秋葉広島市長はCNNのニュースのキャスターとしてともに働いた元同僚とのことだった。
宴の中頃には、 広島のドクター達によるハワイアンバンド“トロピカルアイランダース”による音楽と甘い歌声に会場は和やかな雰囲気に包まれました。
また地元広島加計町の高下神楽団による 「八岐の大蛇」
という舞が演じられました。 これは8匹の大蛇が舞台上を所狭しと舞う中でのその迫力に会場は大いに盛り上がりました。
お料理は広島の山海の珍味がふんだんに盛り込まれたごちそうでした。
そして他県のたくさんの方々と交流でき、 有意義で楽しい一時でした。 |