東北・北海道医師協同組合定例協議会


■日 時      平成14年7月6日 (土)   
午後5時30分 
■場 所     札幌ガーデンパレスホテル






平成14年度定例協議会に出席して

副理事長 若山 栄司



 さる7月6日 (土) 午後5時30分より札幌のガーデンパレスホテルにおいて平成14年度定例協議会が開催された。 今年度は北海道医師協同組合が当番組合になっており、 出席者は北海道医師協同組合23名、 山形県医師会協同組合4名、 いわて医師協同組合5名並びに全国医師協同組合連合会3名、 合計35名の出席で行なわれた。
 当番組合である理事長新井田光路先生のご挨拶に引き、 議事に入る。
 主な内容は下記の通りです。

1. 報  告
1).  協議会当番組合の引継ぎについて
 平成14年3月26日北海道医師協同組合会議室において、 平成13年度当番組合 「いわて医師協同組合」 から平成14年度当番組合 「北海道医師協同組合」 へ引継ぎを行った。
2).  平成13年度協議会事業報告について
・平成13年6月30日平成13年度定例協議会を岩手県医師会館にて開催。
・平成13年9月8日平成13年度事務研究会を 「ホテルサンルート釜石」 にて開催。
・その他庶務事項について
3).  平成13年度会計報告について
 いわて医師協同組合から次期当番組合へ300,215円の繰越をした。


2. 協  議
1).  平成14年度協議会収支予算について
 総予算額 (案) 1,400,315円を承認した。
2).  東北・北海道地区の組合未設置地域への組合設立の働きかけについて
 山形県医協からの提案に対し、 北海道及びいわて医協ともに賛成し、 いろいろな働きかけの方法について話された。 具体案として県医師会長を兼務しておられる山形医師協の國井理事長から東北ブロック県医師会長会議の場をお借りして設立の働きかけをしていただく事になった。
3).  女性部の設立について
 いわて医協から女性部設立の趣旨と設立までの経緯を説明し、 同様の趣旨で取り組まれている組合から建設的な意見を伺った。
4).  医療廃棄物の適正処理について
 いわて医協から 「いわて産業廃棄物協同組合」 との提携による適正処理の方式を紹介し、 各組合の現状と今後の取り組みについての考えをお聞きした。
5).  ペイオフ対策について
 北海道医協の提案に対し、 各組合からペイオフ対策の取り組みについての考えをお聞きした。


3. 全国医師協同組合連合会の現状について
  全医協連専務理事小林照尚先生より全医協連の現況について下記のとおりお話がありました。
1).  医師協同組合は現在保険の代理店を持つことはできない。 近年、 保険業界は規制緩和の方向にあるが、 一方では法令遵守が厳しく求められている。 規制緩和により全医協連が損害保険の代理店を持つ事ができるようになった。 全医協連が損害保険の代理店を持つ事により、 現状では損害保険を取扱うことができない医師協同組合が損害保険を取り扱えるようになる。 全医協連では、 平成15年春の実施に向け検討している。
2).  全医協連の永井会長は、 現在連合会員数57組合・所属員数32,189名である会員数を 「さらに増員すること、中でも東京地区の増員を図りたい。 また、 全医協連と日本医師会との関係をもっと太くしたい。」 と、 考えています。
3).  全医協連は、 昭和47年10月の創立総会から数え、 ここに30周年を迎えるにあたり第30回通常総会をお台場のホテルグランパシフィックメリディアンにて10月19日 (土)、 20日 (日) の両日開催する。 記念講演として日本医師会坪井栄孝会長とAIU保険会社名誉会長の猪谷千春氏の講演を予定している。

 以上、 予定の議題をすべて終了し、 次期当番組合の山形県医師会協同組合理事長國井先生のご挨拶で閉会となった。


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