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「わが町大槌」 |
釜石医師会 道又 衛
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三陸海岸のほぼ中央に位置するわが町大槌。「鉄の街」釜石、「海の十和田湖」山田にはさまれた大槌。二つ名で呼ばれない為か岩手県内ではなじみがうすい町。それでも独立国ブームの「吉里吉里国」でクイズダービーに出濱を果たし、「たけしの元気の出るテレビ」で突然、大槌駅前の余りにも寂れた状況が紹介され変な脚光を浴び、「元気ショップ」もできた。全国海づくり大会では天皇陛下が来町。町内に陸封型のイトヨが発見され、研究者の秋篠宮殿下が大槌町を訪れ町内の寿司屋さんをご贔屓にされ、家族で再度ご訪問された。国内最大級の風力発電が建設され、またまたテレビ関連で、NHKの「ひょっこりひょうたん島」のモデルである弁天島で町おこし。さらに今をトキメク「ガッツ伝説」のガッツ石松の奥さんは大槌出身。…と話題には事欠きません。
さてそんな人口18000人程の大槌の医療は、県立大槌病院を中心に開業医が5人で頑張っています。大槌病院の診療のお手伝いに開業医が週1回病棟の回診のお手伝いに行くこと、又調剤薬局の薬剤師の先生方と薬の処方、調剤に関してお互いの疑問点や要求などを定期的に話し合う機会をつくっていること。病院と開業医、医者と薬剤師が緊密な連携をとっている事がこの町の医療の大きな特色です。
釜石医療圏という大きな地域で見てみても、釜石医師会を中心に病診連携、病病連携が非常に理想的な形で行われております。そんな釜石医師会ですが大きな悩みは勤務医と開業医の不足です。交通の利便性は確かに他の地区よりは劣りますが、それを補ってあまりある大きな魅力を持つ釜石医師会。厚い人情とグルメの先生方を魅了してやまない名店の数々。
海の幸山の幸に恵まれた釜石大槌地区で仕事をしてみませんか。
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大槌町航空写真 |
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ひょっこりひょうたん島の モデルになった島 |
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