組合員の皆様、ご家族の皆様、お元気で新しい年をお迎えしたことを心からお喜び申し上げます。組合員の皆様方には、日頃より「いわて医師協同組合」の事業にご理解とご協力を頂きまして、役員を代表いたしまして心から感謝申し上げます。
昨年は多様な犯罪・事件があり、めまぐるしい1年でありました。小泉改革の歪が「経済格差」、「地域格差」を拡大し、県内の経済も中央の回復基調のアナウンスメントも遠くの山彦のように感じます。
医療界におきましても、診療報酬の引き下げ、国民の負担増による受診抑制は加速化し、医業経営にも暗い影を落とし始めています。また、新医師研修制度の施行に端を発しての医師不足、入院基本料7対1算定のための急激な看護師不足等、今年度は人材確保にも医業経営者としての手腕も問われます。
また、昨年度は毎月、全国のどこかで医療機関の医療廃棄物の不正処理による書類送検・逮捕等が報道されていました。組合員の皆様は適切な処理が行われ大事に至ってはおりませんが、残念なことに昨年、北上市にありました大規模産廃処理施設の「クボタリテックス」が度重なる不祥事で撤退したことであります。これに対しても本組合は、組合員の皆様方に適切なご案内を行い、問題は生じていないようでありますし、保険事業、カタログ販売、レセプト代行事業も順調に業績を伸ばしています。これからは事業の拡張も難しい時代でありますが、役員、事務職員ともに組合員の皆様に少しでもお役に立てるように日夜努力を傾けています。
岩手県医師会をはじめ、岩手県医師国民健康保険組合、岩手県予防医学協会、岩手県医師信用組合、医師会関連団体、日頃よりご指導、ご援助を賜りました岩手県中小企業団体中央会の諸団体の皆様方にも今後も温かいご助言、ご支援お願いします。また組合員の皆様方におかれましてもこれまで以上のご理解、ご協力お願いします。
|