明けまして
|
|
いわて医師協同組合 理事長 眞 瀬 静 |
組合員の皆様、ご家族の皆様、お元気で新しい年をお迎えしたことを心からお慶び申し上げます。組合員の皆様方には、日頃より「いわて医師協同組合」の各事業にご理解とご協力を頂きまして、役職員を代表して心から感謝申し上げます。昨年は、甚だ厳しい経済環境ではございましたが、お陰さまで組合の事業も順調に推移していることをご報告いたします。
昨年4月「後期高齢者医療制度」、「特定健診・保健指導」が施行され、「診療報酬改定」も実施されました。大きな二つの医療制度改革を同時施行という無理な発想は、予想通り国民からも医療関係者からも不満が続出し、今年にそのまま問題点は引き継がれました。市場原理優先の小泉改革の弊害として景気後退傾向が出始めた9月、米国の大手証券会社リーマン・ブラザースが破産し米国発の世界恐慌状況になりました。しかも、前年の安倍総理に続いて、福田総理も突然の退陣表明し、平成20年9月、麻生内閣の誕生となりましたが、いまだ明確な経済政策を示さず迷走しています。リーマンショックは、米国AIGの経営危機となり、日本国内関連生命保険会社にも影響が出ています。また大和生命が経営破綻しました。株価も乱高下し低迷しています。しかし、「いわて医師協同組合」は、地道な経営努力を行い影響は少ないものでした。本当の影響は今年からとのこともいわれていますので、今後の運営は厳しいものになりそうですが、役職員一同、誠心誠意努力を重ね、組合員の利益を最優先とし、この厳しい時代を乗りきるつもりであります。
岩手県医師会をはじめ、岩手県医師国民健康保険組合、岩手県予防医学協会、岩手県医師信用組合、医師会関連団体、日頃よりご指導ご援助を賜りました岩手県中小企業団体中央会の皆様方におかれましても、今後も温かいご助言、ご支援をお願いします。また組合員の皆様方におかれましてもこれまで以上のご理解、ご協力お願いします。