新年明けましておめでとうございます
組合員の皆様には
健やかに新年をお迎えになったことと思います

いわて医師協同組合
理事長 眞瀬 静

昨年も自然災害に振り回された1年でした。自然は、年々激しさを増し、次から次へと想定外の災害が起こりました。スーパー台風の連続発生、ゲリラ豪雨による土石流被害、竜巻の発生、戦後最悪の火山被害となった御嶽山の噴火、未だテレビ画面には日本各地からの地震情報のテロップが流れない日はありませんし、東日本大震災の被災地復興、福島原発事故の処理も遅々として進んでいません。11月末には長野地震も発生しました。そして国内でのデング熱感染による多数の発病者、北アフリカでは治療方法が発見されていないエボラ出血熱の死者が1万人近くになり、世界各地への伝染が危惧されるところです。12月、「大義なき衆議院解散・総選挙」で平成26年は幕を下ろしました。

昨年4月、消費税は8%に増税され、保険診療報酬改定では点数内で医療機関の控除外消費税を補填するとのことでありましたが、十分とはいえず医業経営に影を落としています。消費増税10%の先送りの政治判断は妥当であります。市場原理優先の政策は、経済効率を優先し、人間味のある対面販売は形骸化し、相手の見えない「ネット取引販売」の拡大等が医師協同組合の活動に影響がありましたが、組合員の皆様の絶大な協力のお蔭で前年と変わらない成果を上げております。

いわて医師協同組合は、この厳しさの増す医療環境の中で組合員の皆様の医療経営の一助となるべく多くの機会を得て、研鑽を怠ることなく、きめ細かい対応を旨として全役職員が一所懸命努力します。組合員の皆様には、宜しくご指導、ご鞭撻をお願い致します。

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いわて医師協同組合 理事長 眞瀬 静