今回ご紹介しますお店は吹張町の「おんどり亭」です。ここ数年は毎月第３月曜日に行われる理事会後に医師会事務所より近いため訪れることが多くなりました。まず初めにでてくるのが大盛りのキャベツですが、この量にびっくりしてしまいます。これで焼き鳥が焼きあがるまでの時間を稼ぎ、また焼き鳥の合間の口直しができます。寿司屋で出るガリみたいなものでしょうか。おかわりも自由です。焼き鳥は私好みの所ですと「なんこつ」、「かわ」、「すなぎも」、「手羽先」あたりでしょうか。最近のおすすめは野菜の焼き物でミニトマトの串焼きと薬研軟骨から揚げ（カレー風味）です。ミニトマトは焼くことにより甘みが十分凝縮され、薬研軟骨はカレーのスパイシーさで酒がどんどん進んでしまいます。

また、ここには禁断の〆炭水化物があります。それはなんと「もち磯辺焼き」です。普段は熊谷的飲み始めの店では「しめ」と呼ばれるような炭水化物系は摂取しないようにしていますが、ある時、和博先生に「熊、ここの磯辺焼きが美味しいんだよな〜」と言われ食べたのがきっかけでした。実は餅関係は子供の頃は砂糖醤油をつけて、海苔で巻いて食べる「磯辺焼き風」が大好きでしたが、最近では餅も正月ぐらいにしか食べないし、また汁餅（お雑煮）か、きなこ餅しか食べなくなっていました。この文章を書くに当たり久々に食べましたが、何とも懐かしい味がしました。他に〆炭水化物として「親子丼」、「焼き鳥丼」、「ラーメン（醤油味）」などもメニューに載っていました。機会が有れば（体重を減らせれば？）食べてみたい物です。

※この記事は「医報はなまき」390号（平成25年6月）に掲載されたものを、編集部の許可を得て、一部再編集のうえ再掲しました。

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