地区だより(26)
けったら、く
八福どぜう庵の「鍋焼きうどん」
花巻市医師会 藤巻胃腸科内科クリニック 藤巻 英二
「八福どぜう庵」は南部家敷チェーンの経営であるが、旧花巻市の南東端の山間部に立地し、広大な農園を有している。敷地内の池で飼育しているどじょうと蕎麦料理がメインであるが、今回は寒冷期限定の「鍋焼きうどん」を紹介する。
麺はくたくたに煮込んでも腰のある半透明のシコシコ麺であり、汁は原則醤油味。写真のように具だくさんで、定番の海老天、卵、鶏肉、かまぼこ、ネギの他、餅、伊達巻き、麩、しめじ、せり、油揚げも載っている。熱さ対策に、最初から空の小鉢が付いてくるのも嬉しい。元祖鍋焼きの他に、牛すき焼き・かき鍋(味噌味)・キムチ鍋・どぜう鍋・肉鍋とメニューが追加されたが、いずれも千円を出すとおつりが来る値段で提供している。
場所は国道4号線から北上市との境界に近い公設卸売市場の交差点を東に曲がり、北上川に架かる花巻南大橋を渡りひたすら東進、トンネルを越え猿ヶ石川に架かる猿ヶ石橋を渡るとまもなく左手に看板が出てくる。営業時間は11時〜16時で火曜が定休日となっている。
※この記事は「医報はなまき」384号(平成24年12月)に掲載されたものを、編集部の許可を得て、一部再編集のうえ再掲しました。
アツアツの鍋焼きうどん
奥のテーブル席より撮った、中央カウンターと店内入り口