年頭所感
いわて医師協同組合
理事長 前川 滋
新年明けましておめでとうございます。
組合員の皆様方には、ご家族お揃いで輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、歴史的な皇位継承の年にあたり5月1日に「平成」から「令和」に改元が行われました。
「平成」という時代を振り返りますと、好景気に沸いた「バブル経済」とその崩壊、世界規模の金融危機となった「リーマンショック」、東日本大震災をはじめとした大規模な自然災害の発生、人口減少・超高齢化社会への突入など、人々の営みや価値観が大きく変化した、激動の30年でした。
こうしたなか、昨年10月より、消費税10%への引上げが実施され、日本経済は個人消費の低迷が続いています。
このように、国内経済に対する低迷が続いている状況の中、医療を取巻く環境も例外ではなく、ますます厳しい状況を余儀なくされております。
当組合は、そのような厳しい環境を余儀なくされている組合員各位からの絶大なるご支援・ご協力のお蔭で8年間連続して出資配当10%を達成する事が出来ました。
そして、今年は当組合の設立30周年を迎えます。
平成2年に設立以来、今日まで順調に基盤強化が進んでまいりました。
ここに改めて組合員の皆様に対して、深く感謝申し上げます。
今年も組合員の皆様のより一層の「満足感」を向上するべく、役職員一丸となり努力いたす所存でございます。
また、岩手県医師会はじめ関連諸団体とは、今後もより一層の関係強化を図ってまいります。
本年も組合員の皆様方にとって、より良い年になりますようご祈念申しあげまして、年頭の御挨拶と致します。