地区だより(27)
けったら、く
松葉商店の「たこ焼き」
花巻市医師会 おばら内科・消化器科クリニック 小原 啓彦
大阪名物たこ焼き。巷の主流は表面ふわっと、中とろーり!こってりソースにかつお節、青のりたっぷりのイメージですよね。ここ東和町土沢商店街にある松葉商店の「たこ焼」はそれとはまったく別世界のたこ焼で懐かしさ満載の味です。小中学生の頃吹張町に「たこ焼食堂」ってお店があり塾の前とかに寄って食べていたのですが(今で言えばマックみたいなもんでしょうか?おやき屋かたこ焼食堂かでしたねー当時のたまり場所)その頃食べていた、たこ焼って今主流のたこ焼と違いますよね?ここんちの「たこ焼」はそんな昭和の子供の頃にタイムスリップしたような、どストライクな味です。もちもちした小麦粉の感じに、キャベツ、紅ショウガのみじん切り、タコ(食材は基本的に県産のものを使用しているらしい。もちろんタコも)。あえてかつお節、青のりなどのトッピングはのっておりません。最後に醤油をはけでぬり出来上がり。1パック15個入りですが何個でも食べれてしまう感じで、こびりにはもってこいです!先日水曜日の午後無性に食べたいなーと思って東和町土沢の本店に伺ったところ近所のおじさんが「こびり買いさ来たぞー!」ってたこ焼をお買い求め。まさに地元に根ざした商店です。奥にはテーブル、椅子もありラーメンなんかも食べられるようになっています。本店以外には東和町の国道沿い、銀河モールなどにも出店しているようですので一度試しに食べてみてください。
※この記事は「医報はなまき」395号(平成25年11月)に掲載されたものを、編集部の許可を得て、一部再編集のうえ再掲しました。