エリア13

地区だより(1)

創造空間と憩いの施設「おおのキャンパス」

久慈医師会 市川 宏先生

国土交通省の「道の駅」に登記されている施設は岩手県内に30カ所以上ありますが、今回は洋野町大野にある「道の駅」とそれに付属する観光物産店や産直店などをご紹介いたします。洋野町大野は県北に位置し、九戸高原の中心部にある酪農と木工の里です。2000頭以上の乳用牛が飼育され、ヨーグルトやアイスクリームといった手づくりの乳製品や木工品が地域の大きな地場産業になっています。

「道の駅おおの」は「一人一芸の里」といわれる広大な「おおのキャンパス」の中にあり、木工体験、裂き織体験、ガラス工芸体験、陶芸体験、竹トンボ作り体験、そば打ち体験、乳しぼり体験、動物ふれあい体験などができる施設が整っています。また、「食の館」はドライブの途中の休憩や食事にと連日賑わっています。名物は「赤鶏ラーメン」「岳とうふ」など、たくさんありました。隣接してある洋野町大野産業センターのレストランは「十割ソバ」「手づくりアイスクリーム」などが人気です。

北上産地で育った丈夫な木材で作る木工品は、木の温もりを感じさせるシンプルな形が特徴で、プリポリマー樹脂の含浸加工をしているので耐久性、安全性、保温性にも優れ、大野の小学校、中学校の給食の食器として使われています。

大野パークゴルフ場は11コース99ホールあり、全国大会も開催される本州一大きなコースです。パークゴルフ場を囲むようにある有森記念クロスカントリーコースは、コース開きの時、有森裕子選手が走り初めをしたことから名前が付けられました。

「道の駅おおの」を中心とするこれらの施設は工房と緑の空間をテーマにしています。手づくりの仕事の温かさ、そして自然の豊かさは訪れた人々に心の豊かさを語りかけてくれます。ぜひ一度お立ち寄りください。

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道の駅おおの
道の駅おおの

物産展示室
物産展示室

木工体験室
木工体験室

食器を作る職人
食器を作る職人