東日本大震災特報

震災後、全医協連より、被害や支援の状況、各医協の情報等がメルマガにて発信されました。その中から、抜粋してご紹介いたします。

No.1 2011・3・14

3月11日に東北を中心に日本列島を襲った巨大地震と大津波で、多くの人々が犠牲になり、現在も多くの方々が行方不明になっておられます。

被災地域の役員・組合員・職員・ご家族の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。大災害のなか、大きな苦難を強いられますが、頑張っていただきたいと存じます。

全医協連としては、緊急支援体制を至急立ち上げます。また、各種情報をメルマガ特報版として、都度お伝えいたします。その第1報を発信します。

 (他 各医協の情報)

No.2 2011・3・16

 (他 各医協の情報)

No.3(緊急支援対策)2011・3・17

昨日(3月16日)、常務会が開催され「東日本太平洋沖地震」で被災された医協・組合員に対する「緊急支援対策」が協議の上議決されましたので、下記の通りお知らせいたします。

【緊急支援対策の骨子】

  1. 「緊急対策本部」を設置し、具体的支援策について迅速に対処していく。
  2. 「当面の緊急支援対策」(約2億円)を実行する。今後の状況によっては「追加支援対策」を検討する。
  3. 現在「緊急支援物資輸送」については規制が敷かれており、現地への配送は極めて困難であるが、関係省庁・機関に申請・相談し、また現地医協と十分な打ち合わせを行い実行していく。

 (他 常務会で議決された「緊急支援対策」詳細)

No.4 2011・3・18

被災地は雪が降っています。灯油・食料が枯渇し、一刻も早い支援を待っておられます。厳寒の中を、救助捜索の活動、道路の確保作業、炊き出しなどが懸命に行われております。放射能問題も予断を許さない状況が続いています。みんなで、知恵を出し合い、励ましあい、協力し合って、この難局を乗り越えましょう!

 (他 各医協の状況・行事日程の確認・「災害見舞金」募金のお願い・全医協連の情報)

No.5 2011・3・22

巨大地震・津波から10日たちました。雨が降り、寒い日が続いています。

そんな中でも、医療支援、簡易住宅の建設、残骸撤去と車道確保、などが進んでいます。また、陸から海からのガソリン運搬が開始され、宅配便・高速道は部分的に復活しました。

しかし、まだまだ物資が足りません。食料も足りません。買いだめを止め、被災地に食料がまわるようにしましょう!

 (他 各医協、そのほかの情報・宅配便の情報・保険金支払いの動向)

No.6 2011・3・25

【全医協連】緊急支援物資 第1便が出発

昨日(3月24日)、深夜に緊急支援物資を搭載した4トン・トラックが、いわて医協・宮城県医協へ向けて出発しました。トラックは運転手込みでチャーターした大型・リフト付きの車両で、保坂主任が随行しています。物資は、マスク、手指消毒剤、ガソリン(携行缶入り)、ご遺体収納袋、各種医療材料などです。

 (他 いわて医協・宮城県医協・茨城県医協の情報)

No.7 2011・3・29

巨大地震の発生から3回目の日曜が過ぎました。残念ながら全容はまだまだ不明です。犠牲者の数が増えつづけ、自宅や職場を失い避難されている方も多数に上ります。さらに放射能汚染リスクから避難を余儀なくされている方も多数です。その中にあって、生活の再建が始まっています。陸と海で、流された車や残骸を撤去して道路や水運を確保しつつあります。被災地・避難所への物資の運搬が徐々にできるようになりました。

がんばろう、被災地医協!

がんばろう、オール医協!

 (他 保険金支払い動向・被害関連情報)

No.8 2011・3・31

今日は3月末日、ほとんどの医協さんにとっては年度末です。期末の入出金、在庫品の棚卸、などで大変お忙しいことと存じます。皆さんお疲れ様です。

 ところで、東日本大震災で被災された自治体が283もあるそうです。この中には、職員と役場建物を失った自治体、他県へ避難してそこで役場を立ち上げている自治体もあります。

【各医協の情報】

鹿児島県医協の福島事務長・永野課長から嬉しい便りが届きました。

「鹿児島県医協の組合員である川畑英機先生からホールインワン達成による保険金全て被災者への救援物資として提供したい旨、当医協へ申し出がありました。被災地への配送手段確保に苦慮していたところ、全医協連が緊急支援物資をもって現地入りするとのニュースを聞き、先生へご案内したところ、快くご了解をいただきました。

当組合で救援物資を調達し、川畑英機先生から手指消毒剤108本と小児用マスク12800枚が寄贈されることになりました。加えて当組合から手指消毒剤を提供いたします。」

【全医協連】緊急支援物資 第2便今夜出発

川畑英機先生および鹿児島県医協からの贈呈物資を含めた救援物資を乗せたトラック(4トン)第2便が今夜出発します。第1便の時と同じで、午前・午後とも全医協連職員で荷造り・ステッカー貼り、夕方6時にはトラック積込みを手伝い、今回も保坂主任が同乗していきます。救援物資の内容は、いわて医協・宮城県医協から要望された各種医療材料・ご遺体収納袋が主体です。

このたびの東日本大震災に際しましては、全国医師協同組合連合会で迅速な対策本部の設置による緊急支援物資の対応や、全国の各医師協同組合の皆様方からのお見舞いと多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。1日も早い復興に向けて、役職員一同全力で取り組んでまいります。

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