東北北海道医師協同組合定例協議会 |
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日 時:平成18年6月17日 (土) 午後5時
場 所:山形グランドホテル |
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上記会議が、 山形県医師協同組合の担当で開催された。 司会を山形県医師会協同組合・伊藤正明常務理事が務め定刻開会。 当番組合の山形県医師会協同組合・有海躬行理事長から 「今国会で医療関連の厳しい法案が可決され、 医療環境は厳しくなることが予想されます。 なかなか難しい時代となって、 医師協同組合の役割も増してきております。 本日はご審議方も宜しくお願いしますが、 後に懇親の場もございますし、 山形県の良いところご覧になっていただきたいと思います」 とご挨拶があり、 次いで座長を引き続き有海理事長が務め報告・協議へと移った。
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【報 告】
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(1) 協議会当番組合の引継ぎについて | 北海道・山形 |
(2) 平成17年度協議会事業報告について | 北海道 |
(3) 平成17年度会計報告について | 北海道 |
(4) 全医協連所属部会等の活動について | 北海道・いわて・宮城 |
部会活動として 「いわて医協」 菅原が全医協連広報部会の活動状況を報告。 |
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【協 議】
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(1) 平成18年度協議会収支予算について | 山形 |
(2) 情報交換 | |
眞瀬理事長から 「いわて医協」 の現状について説明、 併せて岩動孝専務理事が
日本医師会の医療廃棄物の研究班の一員として推薦を受けていることを紹介。 |
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【特別講演】
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(1) | 全国医師協同組合連合会の現況について |
| 全国医師協同組合連合会 永井龍行会長 |
| 医師協同組合設立の歴史と現在の組合数の推移とアンケート調査結果に基づいた活動状況、 今後の経済環境の悪化の予想に対しての医師協同組合の果たす役割と展望について話された。
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(2) | 「休診共済会」 の動向について (現状説明) |
| 全国医師協同組合連合会 斎藤憲一部長 |
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本年4月1日に改正保険業法が施行され 「無認可共済」 が規制された。 「休診共済会」 の当面の対応策は、 (1) 「特定保険業者」 の届出を9月末までに行う。 (2)経過措置期間 (2年以内) に 「少額短期保険業者」 への移行を立ち上げる・・・という2つの対応策を説明。
また、 本年6月9日には 「中小企業等協同組合法 (中協法)」 が国会で可決・成立し、 来年4月1日に施行されることになった。 これは近年、 規模の拡大や事業の多様化に伴って破綻する組合が発生、 中小企業組合の健全運営の維持を目的とするとしながらも、 監事権限の強化、 外部監査の導入等の透明性を求めるものですが、 多くの問題がありこの1年間に論議を要するものとなる。 休診共済会を共済事業として協同組合の中で運営できるかどうか?保険業法と中協法とでは、 どちらがより休診共済会の会員のために良いか?検討を要する。
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【次期当番組合挨拶】
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宮城県医師協同組合・伊東潤造理事長から 「心から歓迎します。 どうぞ多数のご参加を期待しております」 と挨拶があった。
山形県医師会協同組合・松下チ三郎専務理事の閉会の言葉で散会した。
同日、 午後6時から同ホテル8階に会場を移して、 懇親会が開かれた。 「山形県医師会協同組合」 のお心遣いが素晴らしく、 お料理も会場の雰囲気も最高のもであった。 ホスト側の先生方も事務職員の皆さんも心配りが行き届いた至れり尽くせり会であった。
翌18日 (日)、 山形県医師会協同組合のプランで 「さくらんぼ狩り−輪桜美術館見学−山寺」 のコースのバス小旅行があった。 参加者の日頃の精進のおかげで好天に恵まれて楽しい一日を過ごすことができた。 私は 「出羽桜美術館」 の 「斎藤真一コレクション」 と山寺にある 「後藤美術館」 を見たが、 非常に素晴らしく感激の余韻に浸りながら帰路についた。
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