岩手県歯科医師会といわて医師協同組合の懇談会 |
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と き:平成18年4月24日 午後6時30分
ところ:岩手県歯科医師会館 |
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上記の会が、 新設なった盛岡駅西口の岩手県歯科医師会館の2階会議室で行われた。
会議の前に、 眞瀬理事長と一緒に館内を見学した。 5階建てで盛岡市歯科医師会・岩手県歯科衛生士会・岩手県歯科技工士会・全国歯科医師国民健康保険組合岩手県支部の事務所が入居し、 「8020歯科診療センター」 という診療研修施設 (一般の人たちの啓蒙活動にも利用できる) があり、 会議室が都合5室あり、 5階には174人収容の大ホールがあった。 各部屋に、 最新の電子機器が設置され快適な環境である。
医協・岩動孝専務理事が司会を務め開会。 医協・眞瀬理事長が 「定刻より早めに着きましたので館内を見せていただきました。 非常に立派で機能的・効率的に考えられて作られた建物のように思います。 岩手県医師会ではとてもこのような施設は建設できないだろうと思います。 大変うらやましく感じました。 今回は、 お招きいただいたことを感謝します」 と挨拶があった。
県歯科医師会・箱崎守男会長から 「医協との懇談会は、 釜石医師会の故工藤純孝先生の肝いりで行われたのが最初であったと思いますが、 その後、 3回程開催されているかと思います。 本日も医協の皆さんのお話をお聞きして、 歯科医師会として医協を利用できるものは大いに活用したいと考えております」 と挨拶があり、 県歯科医師会・佐藤保専務理事が歯科医師会側の出席者を医協・岩動専務理事が医協側出席者を紹介した。
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【報 告・協 議】
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- (1) いわて医師協同組合の事業報告について
医協・鈴木事務長が持参した資料を基に説明。
保険業法の一部改正と公益法人改革に伴っての組織の改編についての質疑があった。
- (2) 岩手県歯科医師会と 「いわて医師協同組合」 との連携について
医協からは、 特に 「カタログショッピング」 と 「医療廃棄物処理業務」 についての利用をお勧めした。
- (3) その他
県歯科医師会へ新規開業支援状況と平成21年のレセプト請求オンライン化への対応を質問した。
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懇談会は、 非常に和やかな雰囲気の中で終始行われた。 既に、 宮城県には歯科医師協同組合が発足し、 今後、 県歯科医師会も前向きに取り組みたいとのことと、 早急に対処しなければならない 「保険業法の改正」、 「法人格の見直し」 という法的規制に関連して体制強化について勉強をしたいとのことであった。
また、 「開業支援」 について県歯科医師会は、 開業支援対策室を設置し、 開業予定者にアドバイスをし、 現在、 県内歯科開業医の99%が入会している。 全国でも屈指の組織率であるとのこと、 箱崎会長は 「都市圏での組織率が60%前後ですが、 岩手県の99%という数字は驚異的で他都道府県歯科医師会長からは非常に羨ましがられます。 あくまでも会員の皆さんが自主的に入会されています。 また、 会員の平均年齢が50歳弱と若い年代の会員が多いのが当会の特徴です」 とのことを話しておられた。
会終了後、 県歯科医師会館の外に出ると周辺には高層ビルが立ち並び、 地下道で盛岡駅東口とつながり、 まるでこの一画が一夜のうちに大都会に変貌したように思えた。 とにかく立地条件、 建物ともに羨ましい環境である。
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