トップ 新年の御挨拶 公   示 特   集 いわての
こんなところ
全医協連
通常総会
宮古医師会
セミナー
  医療廃棄物
適正処理懇談会
厚生部より お知らせ 組合員の異動状況 あ と が き
 

明けまして
 おめでとうございます


いわて医師協同組合 理事長  眞 瀬   静

 組合員の皆様、ご家族の皆様、お元気で新春をお迎えしたことを心からお喜び申し上げます。
 組合員の皆様には、「いわて医師協同組合」の事業に多大のご協力を頂きまして、役員を代表して心から感謝申し上げます。また、お蔭様で組合の事業も順調に推移していることをご報告申し上げます。
 昨年も激動の1年でありました。インドネシアの大地震・津波、米国でのハリケーン、パキスタンの大地震等の大きな自然災害もありました。国内では、福知山線の脱線事故は安全管理体制を問われ、医療機関でも他山の石とすべきでことであります。
 昨年4月「個人情報保護法」が施行されました。施行前に組合員の皆様へ情報を提供しましたが、この法律は「開示」と「保護」の境界線が明確とはいえず、最近の犯罪捜査において開示に非協力的な組織は医療関係であるとの報道もあります。まだ不明の面が多いので、これからも逐次、組合員の皆様へ情報を提供したいと思っています。
 昨年、「想定外」という言葉が流行語に選ばれましたが、9月の衆議院議員選挙での自民党圧倒的勝利もその一つでありました。「郵政民営化」は決定し、小泉さんの強権的政治手法は加速し、次のターゲットは「医療」であると公言して憚りません。11月末には政府・与党の医療改革大綱案が提出され、高齢者の負担増を主体とした内容は、患者さんの受診抑制が避けられません。その上、今春の診療報酬のマイナス改定も決定的であり、医業経営は出口の見えないトンネルに入ってしまったように思われます。「いわて医師協同組合」は組合員の利益を最優先課題とし、厚生、購買、情報等の各事業をこれまで以上に積極的に推進し、出口を照らす光となりたいと考えています。
 岩手県医師会をはじめ、岩手県医師国民健康保険組合、岩手県予防医学協会、岩手県医師信用組合ほか医師会関連団体、また廃棄物処理問題等でご指導、ご援助を賜りました岩手県中小企業団体中央会や諸団体の皆様方にも今後の暖かいご助言、ご支援お願いします。また組合員の皆様方にもこれまで以上のご理解、ご協力お願いします。
 尚、私事でありますが、平成17年10月30日の第33回全医協連通常総会において常務理事に選出され、調査企画を担当することになりました。これまで以上忙しくなりますが、役員の先生方、職員の皆様、そして組合員の皆様の暖かいご支援を宜しくお願いします。

[次ページへ(岩手県医師会長 石川育成の御挨拶])]
IWATE MEDICAL COOPERATIVE ASSOCIATION●No.60