ぬぐだまりの温泉(1)盛岡周辺
「ぬぐだまる」という言葉は、岩手の方言で温まるとか暖かいという意味。
心の底からほっかりあったまるような響きが感じられませんか?
寒い冬はなんと言っても温泉。今回はまず盛岡周辺からご案内します。
つなぎ温泉(盛岡市)
御所湖畔に広がる温泉街。ホテル・旅館が20軒余り連なり、盛岡の奥座敷と呼ばれている。近代的なホテルから情緒あふれる和風旅館まで揃い、お好みに合わせて選べるのが魅力。
鶯宿温泉(雫石町)
天正時代に鶯が傷を癒したことから名づけられた古湯。雫石川支流の鶯宿川沿いに湯が湧き出しており、旅館数も多いので「昔ながらの温泉街」の散策を楽しめる。
御所湖温泉(雫石町)
美肌効果が高いと女性に人気のアルカリ性単純温泉が湧く。御所湖周辺の観光に最適な立地にあり、温泉と観光の両方が楽しめる。
玄武温泉(雫石町)
「子宝の湯」「若返りの湯」といわれる温泉。小岩井農場にも近く、喫茶店や小さなギャラリー、花屋さん、パン屋さんなどを巡る「長山街道」のドライブもおすすめ。
編張温泉(雫石町)
八幡平国立公園の秀峰・岩手山の中腹に位置する歴史ある温泉。白濁した硫黄泉が体と心を温めてくれる。スキー場もあり、雫石平野の大パノラマを一望できる。
ぬくもり温泉(雫石町)
岩手高原と玄武温泉の中間にある森の香りが漂う高原の温泉。広い湯船とほどよい湯の温度が心地よい。
極楽乃温泉(雫石町)
小岩井農場に近い極楽野に湧出する温泉で「牧場の湯」ともいわれる。湯は無色透明で、木立に囲まれた宿はB&Bのプチホテル。
雫石高倉温泉(雫石町)
高倉山の山麓に位置し、源泉かけ流しの湯は温泉遺産に認定された。雫石プリンスホテルの南側に名物の大露天風呂がある。