組合員の皆様、ご家族の皆様、お元気で新春をお迎えしたことを心よりお慶び申し上げます。
組合員の皆様には、昨年中は「いわて医師協同組合」の事業に多大なご協力をいただきまして組合役員を代表して心から感謝申し上げます。お陰様で組合の事業も順調に運営されていることをご報告申し上げます。昨年５月の総代会において、私共執行部が再選され二期目を迎えました。一期目と違い内外から厳しく真価を問われることは当然のことですが、会務に誠心誠意努力するつもりであります。
昨年４月からは新規事業としてカタログ通信販売を開始し順調に実績を積み重ねております。またレセプトの提出代行事業、本年４月開始の「個人情報保護法」に関して「個人情報漏洩保険」もご案内しております。
昨年は、大水害、新潟・中越大地震など天災が多くありました。幸いにして岩手県内は大きな被害がありませんでしたが、経済面に目を向けますと二極化は進み「勝ち組」と「負け組み」が明確となり、都市圏では景気回復は言われておりますが、地方経済の沈滞化は目を覆いたくなるような状況で、来年度の岩手県及び県内市町村の予算案では緊縮財政を提示され、福祉・健康の予算も聖域ではないようです。また小泉規制改革の下に「混合診療解禁」、「株式会社の医療参入」など経済効率追求のみの施策が出されます。来年度の医療環境も予断を許しません。そういう時期にこそ「いわて医師協同組合」の果たすべき役割が増大し、組合員の利益を最優先課題とし、福利厚生、購買、情報等の各事業をこれまで以上に積極的に推進してまいります。
岩手県医師会はじめ、岩手県医師国民健康保険組合、岩手県予防医学協会、岩手県医師信用組合ほか医師会関連団体、また廃棄物処理問題やマルチメディア促進事業についてもご指導、ご援助を賜わりました岩手県中小企業団体中央会や諸団体の皆様方にも今後も暖かいご助言、ご支援お願いいたします。また組合員の皆様方にもこれまで以上のご理解、ご協力お願いします。
|
