■個人情報保護法とは? |
事業者(医療機関も含まれます。)に、個人情報(患者データ・職員情報など)の適切な取り扱いを義務付ける法律です。(完全施行日;2005年4月)
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医療機関の義務 |
個人情報保護に関する考え方や方針および取扱いに関する規則を策定し、対外的に公表することが求められます。また、個人情報の取扱いを適正に推進する組織・責任体制や安全管理措置を実施できる体制を構築する必要があります。さらに従事者(理事、派遣労働者も含みます。)や委託先事業者に対する監督義務も負います。
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罰 則 |
違反した医療機関に対しては、厚生労働大臣の「勧告」「命令」があり、改善しない医療機関に対しては最高6ヶ月の懲役もしくは30万円の罰金が課せられることがあります。
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漏洩リスク |
このようなプライバシーに対する権利意識が高揚する中で、個人情報漏洩事故が発生したら |
- 医療機関は、従事者の内部犯行や委託先での漏洩であっても使用者責任を問われます。
- 被害者は、漏洩の事実だけで慰謝料を請求できます。
- 一旦、個人情報が漏洩したら回収することは不可能です。
- プライバシーを侵害し続けます。
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「個人情報漏洩保険」
有効な危機管理対策を容易に準備できる方法のひとつとして、「個人情報漏洩保険」の利用があります。
これは、賠償金や争訟費用、危機管理に関わるコンサルティング費用、対策実行に要する費用(危機管理実行費用)をセットしにした損害保険で、危機管理コンサルティング会社との提携等により、事故対応をトータルに補償しておりますので、まさに困ったときに相談できる専門家を用意できる危機管理対策プログラムとなっています。
「個人情報漏洩保険」は、事業経営の安定と永続的な繁栄を見守る「転ばぬ先の杖」としてご検討されてみてはいかがでしょうか?
くわしくは全医協岩手支部またはAIU保険会社盛岡支店へお問合せください。
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