新年の御挨拶
岩手県医師会長
石 川 育 成
年頭にあたり、いわて医師協同組合員の皆様のご健康とご多幸を心から祈念致します。
岩手県医師会といわて医師協同組合は、平成10年度から医師会の会員福祉部門事業、平成14年度からはグループ保険事業を移行するなど、これまで永年に亘り連携を深めて参りました。今日まで積極的に業務拡大に取り組んでいただき、立派な成果を挙げてこられましたことに深く感謝を申し上げます。
また、一昨年3月11日に発生した東日本大震災に際して、いわて医師協同組合では早くから被災地に赴き、組合員に対する物資支援などの活動を行なって頂きました。また、当会に対しても、全国医師協同組合連合からの多大な支援物資の援助を頂きました。厚く御礼申し上げます。
現在、岩手県医師会では、岩手県知事、陸前高田市長、気仙医師会からの強い要望を受けて陸前高田市に設置した「高田診療所」の活動など、被災地支援を積極的に行なっております。
医療復興に向けて、今後もまだまだ支援活動が続きますが、郡市医師会並びに関係団体と一丸となって取り組んで参る所存でございます。
いわて医師協同組合におかれましても、被災地のみならず多くの会員の福祉の向上に寄与する為に、岩手県医師会となお一層の連携強化をはかり、濃密な関係を構築して頂きますようお願い申し上げ、新年のご挨拶と致します。
