明けまして
おめでとうございます
いわて医師協同組合
理事長 眞瀬 静
昨年は、様々な事件が次から次へと起こり、物凄いスピードで時間が流れたように感じました。地震も未だ終息宣言とはならず、毎日のようにテレビ画面には地震情報が出されます。そして、大型台風の襲来、「爆弾低気圧」という新語に象徴された竜巻・ゲリラ豪雨の被害があり、昨夏は東日本各地で猛暑日連続記録の更新という異常気象に振りまわされた一年でした。昨年末には、経年劣化による笹子トンネルの天井崩落事故があり、高度成長期に造られた公共工事の総点検が促されています。
しかも、世界の政治・経済もめまぐるしく変化し、改善の兆しもみられず、それに伴って日本国内の政治・経済にも厳しい状況が続きました。3年半前に国民の大きな夢を担って誕生した民主党政権は、その期待を裏切ってしまいましたし、その間に平成23年3月の「東日本大震災」もあり、政権のイメージは、国民にとっては誠に後味の悪いものとなりました。
昨年末の衆院選挙では、自民党政権が復活しましたが、国民の絶対的な期待が乏しい中での政権奪取でありますが、過去の苦い経験を生かして、実のある日本国のかじ取りをお願いしたいものです。
さて、「いわて医師協同組合」は、明るい展望もみえず様々な変化を見せる政治・経済の厳しい状況の元においても、組合員の皆様の立場に立ち、組合員の医業経営の一助となるように役職員一同、一生懸命努力するつもりであります。これまでにも増して組合員の皆様のご指導、ご支援をお願い致します。